アンテス地域先住民の伝承薬「チャンカ・ピエドラ」

チャンカ・ピエドラは学名をフィランサス・ニルリといい、ペルーのアンテス山脈東側に広がるアマゾンの湿地帯を中心に自生するトウダイグサ科の1年草だそうです。

この植物は昔から「チャンカ」→「砕く」、「ピエドラ」→「石」を意味するコトパでアンテス地域の先住民に呼ばれており、伝承薬として飲まれてきたハーブの1つです。

葉柄は短く裏が白っぽいのが特徴で、茎は30から60センチまでまっすぐに伸びます。枝の長さは横に10センチぐらいでも、葉を沢山生やしてくれるので、お茶の原料に最適です。

~多種多様な成分で複合的な効果に期待!~

チャンカ・ピエドラ茶には健康に役立つ成分が多種多様に含まれています。

活性酸素を抑制するルチン、ニルリンなどのフラボノイド、リノール酸などの必須脂肪酸、心機能増強に役立つセクリニン・アルカロイド。そのほか、ステロイド、テルペノイド等々が複合的に作用して体調をよくします。

その中でもすぐれた働きをみせるのが、尿にある修酸カルシウムや尿酸カルシウムを溶かすタンニンの働きがすぐれています。

 

西洋医学は約150年にわたって、目覚ましい進歩を遂げ、その成果は絶対完壁だとのイメージが定着し、世界中の医科学の本流をなしています。

しかし、私たち人間が患う様々な病に対し、西洋医学の知識はまだまだ十分とはいえません。近代医科学の限界を感じるごとに現代風に加工されたハーブ食品が注目されます。事実、近年になって薬用植物の自然化学成分や薬効作用の研究が進められ、使用されて多くの成果をあげています。

伝承薬といわれる植物はその地域の人々が昔から経験した恵みを長年にわたって教え伝えられて、かれらの健康の源になってきたものです。

 

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