紅参が「サポニン」の含有量が多いその訳は

「サポニン」の含有量が多いその訳は・・・
高麗人参の皮を剥がさずに蒸散し、乾燥させた「紅参」だからなのです

 

韓国を代表する伝統健康食品「高麗人参」。

様々な効能がある高麗人参の中でも郡を抜いて栄養素が配合されている「紅参」についてご紹介します。

 

高麗人参について

ウコギ科の多年草オタネニンジンの根を乾燥させたものです。 約2000年前、東洋最古の医学書「神農本草経」に記載されるほど歴史が古く、

難病、不老不死の薬草として重宝されてきました。 高麗人参は成長の遅い植物で、収穫するまでに5、6年近くかかります。

しかも土壌の色んな養分を吸い尽くしてしまうので、一度植えた土壌には数十年は栽培が出来ないと言われています。

 

■ 紅参とは?

高麗人参の皮を剥がさずに蒸散し、乾燥させたもので、見た目が赤褐色をしているので「紅参」と呼ばれています。ちなみに、よく見かける白い高麗人参は「白参」といい、皮を剥いだりしてそのまま乾燥させたものを言います。製造過程で皮を剥ぎ、蒸散をするか、しないかで「紅参」と「白参」に分かれます。

■ 紅参の特徴

よく見かける「白参」に比べて「サポニン」の含有量が多いのが特徴です。 紅参では蒸される過程で成分が変化し、新しいサポニンが生成されるので白参に比べて多くのサポニンを含んでいます。

その他、ビタミン類(ビタミンB1、B2)、ミネラル等豊富な有効成分を含んでいます。

サポニンのちょっと豆知識

サポニンは、植物界に広く分布し、アミノ酸、脂肪酸、ブドウ糖が複合した配糖体の一種です。

「サポニン」とはギリシャ語で「泡立つ」という意味があります。水に入れて振ると泡立つ性質のあります。 日本では昔、洗剤として使われていました。

サポニンはたくさんの種類に分かれ、特に紅参は色んな種類のサポニンと、さらに高麗人参特有のサポニンが含まれているので様々な症状に有効と言われています。

 

■ 効能・効果

肝機能強化、精力強壮、強心作用、血糖値降下作用、抗腫瘍作用、血行促進、消炎効果、疲労回復、冷え性、更年期障害改善、美容、等。

 

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