~驚異の果実・不思議の木の実・奇跡のフルーツ~
ノニは(学識名モリンダシュトリフォリア)インディアンマルベリーとも呼ばれ、2000年前からハワイを中心に驚異の果実、不思議の木の実、奇跡のフルーツとして珍重されてきました。
ハワイではノニの実を食べて救われたという逸話もたくさん存在するそうです。
~生命力の強い木ノニ~
ノニの木は小さな常緑樹で海抜0~1300フィート(400メートル)までの海岸線に分布すると言われています。木はチューブのような花と黄色い12センチほどの実をつけます。実は熟すと独特の味と臭いを発しますが豊富な栄養分を含んでおり、1本の木で花、つぼみ、実を同時につけます。同じ木から年に4回も実を収穫できるため非常に生命力の強い木であると語り継がれてきました。
ポリネシアの人々はこの果汁を様々な方法で使用し、例えば、怪我の治療、歯痛、頭痛、関節痛、食欲不振、下痢などに使われてきました。
最近、医学界では免疫力を何倍にも活性化させる物質「ゼロニン」が注目されているそうです。
ノニジュースにはゼロニンの元となるプロゼロニンが大量に含まれていて、体の隅々まで行き渡ったゼロニンが自己免疫力を高め、自然治癒力がますことで、体を健康に導くといわれています。
また効果として、強力な鎮痛作用が認められています。
~ノニ・・・その歴史は?~
ポリネシア人の遠い先祖は、東南アジアから紀元前100年ごろにハワイに移住し、現在のニュージーランド南西からハワイ北東に及ぶポリネシアを築いていたといわれています。この最初の航海に旅立つ移住者たちは、新たな領土で生き延びるために必要であると思われる動物と植物をこの移住地に持ち込みました。
その中にはタロイモ、ヤムイモ、バナナ、さとうきびなどのように食用として使用するものと、薬草目的のハーブ種のものがあったといわれています。
~ノニ・・・その効能~
文献には”人々はノニを下痢、高血圧、癌の他、いろいろな病気に用いています”と述べられています。
そのほかにもハワイ大学の研究ではノニは天然のアルカロイドゼロニンという物質を多く含む唯一の植物であり、これを摂取することによりあらゆる疾病が緩和される効果があると発表されています。
この物質ゼロニンこそが人体に疾病をもたらす異常細胞の活動を弱める効果があると考えられ、積極的な研究が現在も行われています。